みなさん、こんにちは!
かずたかです。
今回は、私が着物を日常的に着用するようになった経緯と、利点についてお話しします。
初対面の人と会う時に着物姿で参上すると、
「え?どしたん?」
という表情をされて、
・何で着物を着るようになったのか?
・どこで買っているのか?
・自分で着られるのか?
は必ず質問されます。
そこで、何で着物を着るのか。
何かメリットがあるのか。
などお話しします。
普段から着物を着ている方は少ないでしょうから、新しい世界を知って1つでも学びを得ていただきたいなと思っています。
どうして着物を着るようになったのか
始まりは大学1年生の春でした。
念願の明治大学に合格することが出来て、イケイケの状態だった時です。
大学受験にモチベ管理を絡めた記事は コチラ
高校で恩師と呼べる先生から日本史を学び、すっかり面白さにはまってしまい、日本史学を学ぶため明治大学文学部に入学しました。
(人の人生に影響を与えられる人ってかなり凄い。)
好きな日本史を大学で学ぶ傍ら、通学中の電車内や家でも日本史関連本や小説を読みふけっていました。
この時、読書したおかげて
「著者はこう言っているけど本当かな?」
「自分だったらこうだな。」
と思考するクセがつきました。
きちんと本を読むと本当に思考力が身に付きます。
そしてある日、日本史雑誌の通販ページにあるものを見つけました。
そう、男着物です。
「モデルさん、かっこいいなぁ!」
「自分でも着られるのかな?」
とここで着物に興味を持つようになったのです。
もちろん、自分できちんと着物を着たことは無かったので不安もありました。
しかし、
「初心者でも簡単、着付け手順説明書同梱!」
のような煽り文句があり
「よし、いっちょ買ってみるか!」
と1歩を踏み出しました。
今思えば、これって〈not act〉の壁を越えさせるマーケティング戦略だったんだなぁと想います。
人は基本行動しません。
新しいことに怯えて二の足を踏みます。
だからこそ、行動させるためには
・とにかくハードルを下げる
・理想の未来を思い浮かべさせる
ことが肝心。
この男着物広告は
「初心者でも簡単、やり方は説明してあげる!」
→とにかくハードルを下げる
「着物を着こなしたモデルさん格好いいっしょ?」
→理想の未来を思い浮かべさせる
ことで、
私の〈not act〉を消し去った。
流石、上手く作られているものだと今更感心しています。
数十万円すると思っていた着物が、一式で2万円程度だったのも金銭的な不安解消に一躍買っていました。
話を戻しましょう。
通販で購入した着物の美しさに心を踊らせ、実際に着るようになりました。
(袴を履かなければ男着物は、案外簡単に着られます)
初めは近所のスーパーに着ていくのも抵抗がありました。なんと言っても注目されますから。
しかし、新たな世界を知れた喜びと、人に見られる快感(犯罪の臭い)に酔いしれ、次第に大学にも着ていくようになりました。
初めは友人に驚かれましたね。
昨日まで洋服だった人が、今日は着物を着ているわけですから。
色々と質問は受けましたが、好意的に受け止めてもらうことが出来ました。
毎日ではありませんが、気が向いた時に着物着用するような形でした。
もちろん、大学の卒業式は黒紋付き袴で出席しました。
もはや、誰にも驚かれません。
予想通りだと(笑)
着物を着るメリット
何故私が着物を着るようになったかは、理解してもらえたでしょう。
では、実際に着物を着るようになって、何か変わったことはあったのか?
ありました。
まず、確実に人に覚えてもらえます。
特に、物販ビジネスを始めたときは絶大な効果を発揮しました。
物販の詳しい話は コチラ
セミナーや懇親会に参加する時に一発で講師や塾生に存在を覚えてもらえます。
100人くらいは集まっていましたが、それでも着物男子は私1人。そりゃ目立ちますわ(笑)
さらに、私は目立つことを活かして、自分からもぐいぐい情報を得ようと行動したんですね。
「この着物男くるねぇ」と。
かずたか=着物男子
このブランディングは大きかったですね。
人に「面白い!」と思ってもらえると、自分の話を聞いてもらえやすくなりますから。
しかし、見た目だけの問題ではありません。
誰しも自分にしかない〈経験〉や〈強み〉があると思います。
「○○なのに✕✕!?」
「○○をそこまで極めたの!?」
みたいな衝撃があると覚えてもらえやすくなりますね。
東京のセミナーに
「北海道からきました!」
でもかなりの行動力の持ち主だと周りは思います。
実際にいらっしゃって、私も「おお、凄い」驚きました。
また、海上自衛隊勤務の人も出席されていて
「自衛隊も物販やるんだ!!」
と驚くと共に興味を持ちました。
「実績がない…」と嘆く前に、
・自分の過去を振り返る
・実績づくりにブログを書く
などやり方は沢山あります。
その懇親会では物販はやっていても、ブログやYouTubeを組み合わせている人はいなかったので、少しかじっているだけで差別化になるなと思いました。
私の場合は、人との差別化が着物だったということです。
このように、他の人と違うところがあると、こちらから自分を押し売りしなくても相手が勝手に食いつきます。
人と話したい、情報を得たいなら自らの価値提供は必須です。
「あげるものなんて何もないよ」
と感じるかもしれませんが、それはありません。
面白い話で人に笑いを提供するのは価値提供、
聞き上手で相談にのるのも価値提供。
仲の良い友人が自分のそばにいてくれるのは、
「この人と話したい。一緒にいたい。」
と相手が感じる価値提供を貴方がしているからです。
自分特有の〈価値〉を掘り起こし伝えていくことで、人から魅力ある人間と認識してもらえると思います。
今の自分に自信がない人は、「自分を変えるため努力している」でも十分です。
常に成長している人はやはり、魅力的ですから。
私の立ち位置を奪わないように、着物以外で自己ブランド化してみてください(笑)
ご精読ありがとうございました。
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