佐渡金山に渡津神社に順徳上皇!【新潟一人旅・佐渡編】

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こんにちは〜

貧乏旅でお馴染みの スミヤン です、

 

今回の公共交通機関を使用したぶらり一人旅の目的地は、、

 

ずばり、新潟県!

 

「よし!新潟に行こう!」

そう思い立ったのが、11月中旬

 

雪が降るリスクを乗り越えて、

神社や着物産地に観光地を巡る旅が

始まったのでした。

 

今回は、一日目に巡った佐渡島の

観光レポートをお送りします。

 

 ・1日で楽しめる佐渡観光をしたい!
 ・有名観光地だけではない、魅力を発見したい!  
 ・お金をかけずに…でも旅も楽しみたい!

 

 

 夜行バスと佐渡汽船で始まる佐渡旅行

 

埼玉発、新潟港行夜行バスに乗り込み

到着したのが、朝5時10分…

12月なので当然のように暗いわけですが

案外寒くはない。

結局、日頃の行いって訳よ!

 

そして、

6時に佐渡汽船出発ー!

 

佐渡汽船はカーフェリーとジェットフォイールの2種類があります。

違いは、前者は値段が高いが乗船時間が短い。後者は反対

 

私は当然、安いカーフェリーを選んだよ!

貧乏一人旅が信条だもの。

 

つー訳で、自由席で雑魚寝したり

椅子に座って海を眺めたりして

8時30分佐渡、両津港に到着

いきなり長いわ!

ぐっすり寝ましたよ

 

で、早速

佐渡島内のバス乗り放題一日券を購入!

 

まともに乗れば、

3000円越えするところが、わずか1500円

佐渡さんよぉ、気前よすぎじゃあねえのかい?

 

佐渡汽船 予約

佐渡バス 時刻表

 

 おっちゃんと触れ合う佐渡金山

 

9時45分、相川に到着

いや、どこだよって話なんですが、

佐渡金山の最寄りバス停

 

本当は佐渡金山前が都合良いのですが、

あいにく金山行きは便数が少なくて…

 

ま、平日だし仕方ないかぁーと。

(休日も便数少なかった。大丈夫か、観光地)

 

史跡・佐渡金山 入り口に到着ー

 

バス停から30分歩いたよ!畜生!

 

時間があるなら、共通券がお勧め

江戸の金山(30分)、明治以降の金山(40分)

両方に触れられます。

 

「まずは、宗太夫坑(江戸の方)からどうぞー」

とのことでズンズン進むよ!

 

夏に松代の象山地下濠行ったけど、

それを思い出すなぁ

象山地下壕

 

 

こんな感じの人形ジオラマが多数あります。

 

こっち向いている真ん中のおっちゃん

めっちゃ独り言がデカイ

 

遠くでブツブツ言ってるな、なんか怖い

と思って近づいてみたら

 

「早く外に出て酒が呑みてぇなぁ。

馴染みの女に会いてえなぁ。」

 

とのこと。

 

…気持ちは分かるんだけど

真顔で何言ってんだ、おっちゃん!

 

(この台詞のTシャツが売店で売られてた。攻めまくりですよ)

 

で、外に出ると資料館に直結

江戸時代の佐渡の人形ジオラマがあり、

本物の金に触れる体験が出来ます。

30秒以内に取り出すって無理なんだが?

そもそも持ち上がらんし

 

換金して一生遊んで暮らしたかったよ…

(取り出せても貰えません、当たり前体操!)

 

 

因みにお気に入りのジオラマはこれ

大根抜いた人の顔が秀逸、善き善き。

 

道遊坑(明治以降の方)は、個人的にう~ん

蓄電池や三菱の瓦は勉強になったけど、

時間がないなら飛ばしてもまあ良いかな。

 

酒と女を求めるおっさんのインパクトが

大きすぎたか…

 

 

佐渡金山のシンボル、道遊の割戸

掘りすぎて山の形が変わったとか。

 

題名忘れたけど、

村民が一丸となって山頂を崩していたら

隠れていた日光が村に当たるようになって

めでたしめでたしという昔話があったな。

 

それを思い出した。

 

 

そういえばもうお昼。

普通のなら食事処を紹介するんだろうけど、

私はまずしません。外食は高いから。

 

気になるなら、るるぶでも見てろ。

 

 

地元スーパーであんパンとカツ弁当を買ったよ。計390円也。

 

普通に上手い。これを幸せというのだよ。

 

スマブラのボスキャラとして

登場しそうな像があった。。

案内板が英語表記で読めないんだが?

謎スギー

 

 佐渡に島流しされた順徳上皇

 

堪能したんで、

次は順徳上皇の関係地域に向かいます。

 

「何で上皇?そしてどなた?」

と言う方のためにゆるーく説明すると、

まあ島流しされてしまったお方さ。

 

1221年、後鳥羽上皇が承久の乱を起こすも

失敗し上皇は隠岐国(島根県)に島流し。

そのご子息、順徳上皇も佐渡国に

流されてしまったよーという話。

 

人に不意(1221)うち承久の乱。

中学でも必ず習うあれ。

名前は知っているけど内容知らないやつ。

 

順徳上皇石碑群

 

こんな、ど田舎に流されて

さぞ無念でしたでしょう。

(地方を積極的に煽っていくクズ思考)

 

真野宮

 

ついぞ都に帰ることなく崩御された

上皇の御霊を慰めています。

 

中々にマニアックな観光地かも。

佐渡にあるパンフレットには載ってるけど。

順徳上皇 所縁の地

 

 佐渡国一宮・渡津神社

 

で、最後は佐渡国一宮である渡津神社。

信仰の厚い私には外せない場所。

 

一宮入り口バス停で下車。

そこから、徒歩20分。

近そうな名前して近くないバス停あるある。

 

ほぼ一本道をひたすら歩きます。

佐渡国一宮・渡津神社

 

圧巻ですねぇ。

観光地化していないからか、

人っこ一人いません。

 

境内はこじんまりしていますが、

木々に囲まれ良い雰囲気。

 

神職の方に「どこからですか?」

と聞かれたのでしばし談笑。

人当たりが善く楽しい時間を過ごす。

年はこうやってとりたいものよ。

 

 

近くに植物園もありました。

 

最近、めっきり趣味の高齢化が進み、

草木の躍動感や儚さに心躍る私には眼福もの。

家に庭園が欲しい。(マンションの5階住みだけど)

 

 

 佐渡の旅館で疲れを癒すの巻

 

目的は達成したのでバスでひたすら東に戻り、

両津港付近の旅館で一泊しましたよ。

 

明治34年の建物とのこと。

写真1

金沢屋旅館

 

どうりで、床がギーギー鳴るわけよ。

うぐいす張りかな?

侵入者の襲撃にすぐ気づけそうでGOOD!!

 

古美術の展示が売りの一つとの事。

高浜虚子の作品もあった。

女将に紹介されて思わず、

「高浜虚子ですか!凄いですね!!」

とか言ったけど、、、

 

名前しか知らないのに、知ったかぶりを発揮する私。

人間としての小ささを露呈しています。。

 

明日の朝、新潟港行きの船で帰ります。

 

出発時刻は、、5時半。。

おおう、12月の朝は寒いし暗いよ。。

10時に寝ました(ニッコリ)

 

続く。。

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